平成29年度 第1回トリアージ訓練を実施しました
平成29年度 第1回トリアージ訓練を実施しました。
平成29年11月18日(土曜日) 14:00~
大規模災害訓練のひとつとして、多数傷病者の受け入れトリアージ訓練を実施しました。
これまで災害対策員を中心として、図上シュミレーションや部門別シュミレーションを実施してきた内容を実際の1階フロアを使用しての模擬訓練を行いました。
シナリオとしては、近隣のイベント会場で、バスが露店に衝突、バスに乗っていた10名の乗客の受け入れ要請から始まります。
外来救急室に受け入れ要請→外来師長へ連絡→院長に報告→各部署の協力要請を伝達し、受け入れ準備を行います。
各担当者が一斉に決められたエリアの準備を行います。その後患者の受け入れを待ちます。
各担当者が一斉に決められたエリアの準備を行います。その後患者の受け入れを待ちます。
(今回は10名の模擬患者を設定 それぞれの症状を設定しています。)
1次トリアージエリア 正面玄関
2次トリアージエリア 医事課受付前 で患者を振り分け 緑 黄色 赤色エリアへ誘導する。
赤エリア 救急室 これまで図上訓練で行ってきた事を、実際のエリア使用して確実に実施出来る事が今回の目標としています。
実際のトリアージタグや災害記録の記入など、必要な物品 また 実際の動線など一つ一つを確認するなど それぞれが、初めて体験する訓練として真剣に取り組んでいました。
終了後、ミーティング 小倉修院長より、今回の訓練を通して経験を積み、またこの経験を活かす為に、振り返り、繰り返し実施することで身につけて行動できる体制を全職員で作りあげていくと講評を頂きました。
今回の訓練は、他傷病者の受け入れ訓練に絞って実施しましたが、次は、大規模災害が発生した場合に当院がこの地域においてどのように行動できるか、災害本部の立ち上げから院内のライフラインの確認など、その後の患者の受け入れ対応などの訓練を予定しています。
いつ発生するかわからない事象に対して、医療機関として対応できる体制つくりをこれから職員一丸となって取り組んでまいります。